タイトル | ルナプレール2-52「レイフは、キーパーの仕事、してて 」 | ||||
タグ | *遠くて近きルナプレール *小説家になろう *小説 *挿絵 *モンスター | ||||
コメント | 岩鱗熊は土属性の魔力を持つ魔獣で、その魔力を利した攻撃能力は特にない。 石飛礫を飛ばすことも無いし、土の牙を地面から生やすこともない。 必要ないからだ。生来の爪、牙、体重体格、膂力……。 それだけで、たいていの相手は粉砕される。熊というのは元々そういう生き物だ。例えば今まで戦って来た火焔蟻、双頭オオサンショウウオ、岩蟹等の魔獣、魔虫。正面から1対1で戦えば、魔力も持たぬ野生の熊に適うものは多分居ない。 生来の強靱な肉体だけでたいていの魔獣も他の野生動物も、当然人間やオークやドワーフやらも敵じゃない。 その上に、だ。 岩鱗熊はその身に宿した魔力を、全て防御に回している。 鼻筋から尾にかけての背を覆う岩のごとき鱗は、剣も矢も通さぬ鎧であり、また防御体勢をとり魔力を全身通わせることで、自重を倍増させ衝撃を受け付けない。まるで地に根を張った巨木のように揺るぎなくなる。 |
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iコード | i255790 | 掲載日 | 2017年 08月 07日 (月) 02時 05分 01秒 | ||
ジャンル | イラスト | 形式 | JPG | 画像サイズ | 4959×4634 |
ファイルサイズ | 2,417,528 byte |
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