投稿日時 2019-03-19 19:05:01 投稿者 へぼ絵や このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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「おい!」 そこへ、今度は別の野太いだみ声が割って入って来る。 「お前がヒジュル───“賢者見習い”のヒジュルか?」 太い男だった。 腕も、脚も、胴も、胸板も、首も、その全てが太く、厚く、重い。 背はそう高くなく、やや薄い茶褐色の毛並みは全体としてはかなりの短毛。顔立ちはそう───鼻の部分が長くない、潰れたタイプの種に近い。 一言で言えばブルドッグか土佐犬か。それらに似たタイプの犬獣人リカートだった。 その犬獣人(リカート)は、これまた全身から闘気というか殺気というか、とにかくそういう闘争心を漲らせ、匂いを放っている。 |
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