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ルナプレール_3-15_アティック

登録 タグ *遠くて近きルナプレール *小説家になろう *挿絵 *獣人 * *ケモノ
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2019-03-19 07:23:32

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へぼ絵や

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 再び意識を取り戻したときに見えたのは、まずは抜けるような青空だ。

 それから埃っぽい乾いた匂いに、揺れる赤茶けた尻尾。

 そう、尻尾だ。短い毛の生えた、見るからに猫の尻尾。いや、猫獣人バルーティの尻尾だ。



 俺はガタガタ揺れる荷台の上で上体を起こす。荷台。そう、荷台だ。

 車輪がついてて、牛だの馬だの、場合によっては人間なんかが荷物を載せて運ぶもの。つまりはそれに載せられ、運ばれていた。仰向けに寝かされてな。



「フンフン、目が覚めたのか?」
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