投稿日時 2019-03-19 07:17:26 投稿者 へぼ絵や このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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暗闇からひたりひたりと歩きつつやってきたそいつは、この隠れ家の扉もない入り口へと仁王立ちになり睥睨するかに俺を睨む。 黒い。全身が艶やかなほどの黒い短毛に覆われたそいつは、顔を含めて全身に古傷がある凶悪な面相。後頭部にかけて、まるでドレッドみたいなウェーブの強い黒く長い毛が生えているところが、さらにその不穏さを引き立てる。 あの時の───デスクロードラゴンとやらに睨まれたときよりも、遥かに身が縮こまるような感覚になる。 |
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