投稿日時 2019-03-19 07:09:35 投稿者 へぼ絵や このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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けれども困ったことに、水や食料はここに来て明らかに足りなくなった。特に水は問題だ。それを見越した狩人達は、完全に日が暮れる前に俺たちの中から、俺と樫屋を含めた数人を連れてちょっとした乾いた土の広がる場所へと向かう。 フリオと名乗った狩人たちのリーダーは、他の狩人と俺たちにてきぱきと指示を出す。 指示通りに位置取りをして、また指示通りに揃って足を踏みならし地響きを立てて吠え声をあげると、土の中から数匹の犬みたいな奴が飛び出して来た。犬みたい、と思ったが、良く見ると全然違う。毛のない大きな生まれたてのパンダの赤ちゃんみてーな見た目で、上下に鋭い出っ歯。 |
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